Answer (回答)

はい。取り扱っております。医療用プラスチック製品は直接体内に入れたり、触れたりするため体内の組織と生体適合性があることが必要になります。生体適合性とはヒトの組織が医療用プラスチック製品に対して、異物反応や拒絶反応をおこさないことです。そのため医療用プラスチック製品に使用される材料は厳しい規格をクリアしなくてはなりません。有害物質の有無やアレルギー反応など、USP(米国薬局方)や国際規格ISO10993の厳しい基準をクリアした材料だけが、医療グレード(メディカルグレード)材料になります。そのため数量に限りがあるため、入手が困難なものもあります。

さまざまな種類の中でもPP(ポリプロピレン)は耐薬品性に優れた特性があることから、使用されることが多く、当社でも信頼おける樹脂メーカーとタイアップし、医療グレードの材料を使用した医療用プラスチック製品の製造実績がございます。事前に製品の使用用途や樹脂の特性(収縮率や充填性)を考慮し設計、試作することで最適な医療グレード材料の選択と高品質な医療用プラスチック製品製造を実現しております。

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