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ピンゲートとサイドゲートの違いは、ゲート位置、ゲート仕上げ作業、金型構造、コストの4つでまとめられます。それぞれの違いを簡単に説明させて頂きます。

  • ピンゲート
    • ゲート位置は自由に配置が設計可能で複雑な製品形状にも対応でき、品質の高い製品の成形可能。
    • ゲート仕上げは型開き時にカットされるため、後処理不要。
    • 多数個取りに設計でき、均一に圧力分布可能。
    • 金型構造は3プレートで構造が複雑になるためコストは高くなる。
  • サイドゲート
    • 製品の側面にゲートを配置し多数個取りに対応可能。
    • ゲートは成形時に切断されないため、二次加工でゲート仕上げが必要。
    • ゲート仕上げするため、ゲートを目立たない位置に設計する。
    • ゲートによる圧力損失は比較的少ない。
    • 金型構造は2プレート複雑ではないためコストは安い。

ピンゲートもサイドゲートも一般的なゲートの種類ですが、製品の形状や品質、寸法精度、金型製作コスト、ゲートの後仕上げの有無など、どちらにもメリット、デメリットがあり、さまざまな点を設計段階から考慮し、製品に最も適したゲートの種類を検討、選定することが大切です。