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 各種医療用プラスチック部品、医療用プラスチック製品の滅菌処理の業務も日常的に承っています。ご相談頂ければ、長年の生産実績による経験から、お客様に最適な生産方法をご提案させていただけると思います。

 滅菌処理の方法と致しましては、ガンマ線を照射して滅菌を行う放射線滅菌、酸化エチレンガスを用いて滅菌を行うEOGガス滅菌などがあります。放射線滅菌のメリットとしては、包装、梱包によって製品が気密状態になっていても滅菌が可能な点です。デメリットとしては、放射線を当てることで、製品が変色する場合や、放射線による変質の可能性があります。一方のガス滅菌のメリットは、製品の変色、変質等が発生しにくい。等があり、デメットとしては、酸化エチレンガスを浸透させるために気密梱包が不可である。酸化エチレンガスが残留する可能性がある。などがあります。また、滅菌処理を行う事が前提としても、生産自体はクリーンな環境で行う事が不可欠となります。