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はい。製造可能です。サイト内の製品事例ではご紹介しておりませんが、医療関係者や関連会社のお客様から多くのお問い合わせをいただいております。

内視鏡とはチューブの先端にカメラを取り付けた医療器具のことです。ドイツで開発され、日本では1949年以降、開発が進められ、さまざまな技術革新で実用化された最先端医療機器です。内視鏡を使用した検査や治療のメリットは、患者様の体への負担の軽減と術後の回復の早さです。通常の手術は患部にメスを入れて行いますが、内視鏡手術の場合はモニターを見ながら手元で器具を操作するため、最小限の範囲で患部に到達し、検査や手術を行う事が出来るからです。

このような最先端医療機器の内視鏡カメラですが、多くのご相談をいただく案件がカメラレンズの曇りや汚れです。体内に挿入するためカメラレンズや照明レンズに体液や血液が付着し、映像が不鮮明になることがあります。患部がモニターで確認しにくかったり、付着の度にレンズの洗浄が多くなったりしては手術が困難になってしまいます。対策として内視鏡カメラを保護するカバー(内視鏡フード)を取り付けます。内視鏡カバー(フード)はカメラレンズを曇りや汚れから守るだけでなく、洗浄をスムーズに行える、視野を確保する、機器の動作を妨げないなど、適切な形状や大きさでなくてはなりません。

親和工業ではさまざまな医療用プラスチック射出成形品の実績から、お客様のご要望にお応えできます。お困りの案件等ございましたら、どうぞご相談ください。