Answer (回答)
はい。対応しております。医療用プラスチック成形.comサイト内の製品事例でもいくつかご紹介させて頂いておりますが、製品事例以外でもPCR検査用の医療用プラスチック成形品の製作実績がございます。
お客様のご要望に対応した製品それぞれに特徴はございますが、共通の特徴として薄肉成形品であることがあげられます。
PCR検査とは加熱と冷却を繰り返し、検体のPCR(ポリメラーゼ連鎖)による増幅をリアルタイムにモニター解析する検査のため、熱伝導率が良くなければなりません。薄肉部は胴体全体が薄肉の製品や、一部分だけを薄肉にするなど製品によって、場所や厚さに違いはありますが、均一の厚さにする事が重要です。薄過ぎれば穴が空き、厚過ぎれば熱伝導が悪くなり検査時間がかかってしまい、偏肉により厚さにムラがあれば解析も不安定になってしまいます。
均一の薄肉成形品を安定量産するには、最適化した成形条件はもちろんですが、精度の高い金型設計、製作、コアとキャビが位置ずれしない金型機構が必要です。親和工業では多くのPCR検査用のプラスチック成形品の製作実績のノウハウと高精度の金型設計、製作の技術がございます。どうぞ安心してご依頼下さい。