用語解説

プラスチック材料における耐燃性とはプラスチックが燃焼に対してどの程度、抵抗できるかをいいJISの耐燃性試験で可燃性、不燃性、自己消火性、に区分します。

その試験方法は試験片にバーナーで炎を近づけて点火させ30秒後、炎を取り去り、燃焼時間と燃焼距離を測定します。180秒以上炎が消えない場合は可燃性、180秒以内に炎が消え、燃焼距離が25mm以下の場合は不燃性、25mm以上100mm以下の場合は自己消火性と区分します。プラスチック材料には酸素指数と呼ばれる材料の燃え難さをUL94にて規定しています。UL94の規定に基づくと酸素指数が23から27の材質に自己消化性があると分類されます。具体的にはPC(ポリカーボネート)やナイロン66が当てはまります。