用語解説

充填時のスクリューの位置と樹脂の先端の位置の関係を調べるために用いる方法です。一度も成形したことのない金型でいきなり量産時と同等の高速高圧での成形を行ってしまうと金型にダメージを及ぼすことがあります。そこでショートショット法を用いて金型のキャビティの容積よりも少ない容量の樹脂を射出し、少しずつ充填量を増やしていき確かめることで金型を壊す危険性を回避して成形条件を出すことができます。