用語解説

プラスチックの元素は、炭素、水素、酸素などで構成されており、燃えやすいものが多いようです。そして、樹脂の種類によって燃え方や燃え易さにも差があります。その中でも、プラスチックには自己消火性という性質があります。プラスチックに着火元を接触させると燃えるが、着火源を離すことによって自然と火が消えてゆく性質の事を自己消火性、または自消性と言います。自己消火性とは炎を近づけて点火すると炎の中では燃焼するが炎を離すと消火する性質を呼びます。自己消火性にはポリカーボネイト(PC)、ナイロン(PA)、塩化ビニル樹脂などがあります。