用語解説

抜き勾配とは、金型(コア部分)に成形品が離型する方向に合わせて傾斜をつけることを指します。金型からプラスチック射出成形品をスムーズに離型させるためには、この抜き勾配が不可欠です。抜き勾配をつけると、金型が開いた瞬間に成形品と金型のキャビティに隙間が発生します。そして、隙間ができるため、成形品をスムーズに取り出すことができます。