用語解説

プラスチック材料の変形が時間経過と共に増加してゆく現象のことをクリープと呼びます。材料にある一定の荷重をかけ、そのままにしておくと荷重をかけた瞬間から材料に伸びが生じてきます。この伸びの量は長時間経過するにしたがい増大し、ついには破断してしまいます。この性質はプラスチックを構造材料として使用するには重要な性質です。耐クリープ性のよいプラスチック樹脂としてはPPE(ポリフェニレンエーテル)やPC(ポリカーボネイト)などがあります。