用語解説

プラスチック成形を行う際、樹脂圧力によって金型を開こうとする力が働きます。この力により金型が開いてしまわない様に、あらかじめ締めつけておく力が型締力です。型締力はバリなく成形可能な範囲で、できるだけ小さい方が金型に無理をかけず望ましいとされています。型締力が強すぎるとガスが内部に滞留し、製品にボイドが発生してしまうことがあります。そのため、投影面積と樹脂圧力から算出し、適切な型締力を適用しなければなりません。