用語解説

プラスチック材料の低温における性能を耐寒性と呼びます。プラスチック材料は一般的に低温にさらされると脆性(ぜいせい)を示すようになります。このような現象を脆化と呼び、脆性破壊を起こす限界温度のことを脆化温度といいます。脆化温度は様々な温度で試験片に衝撃を与え、試験片の破壊状態で脆化温度を材料ごとに決定します。
プラスチック材料の耐寒試験は低温における硬さ、脆化、曲げ、伸びなどの性質を測定し性能を評価します。