用語解説
サブマリンゲートとは、プラスチック射出成形において、金型が開くとき、又は、製品を金型から突き出した時に、ゲートが切断される構造のものをサブマリンゲートと呼びます。(別名、トンネルゲートとも呼ばれています)
プラスチック製品の多数個取りが可能で、ゲートカットの作業が不要ですが、ゲート径を大きく出来ない為、ガラス繊維が含まれているものや、メルトの低いものなどの流動性悪い樹脂では、成形性が悪くなる場合が有ります。
プラスチック射出成形品の中心に穴が開いているチップ、シリンジなどが、サブマリンゲートをよく用いて成形されます。