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量産成形可能です。シングルタイプPCR8連チューブの特徴は8連チューブになっていることで、検体サンプルの分注入れ忘れ、入れ間違いなどのミスが防止出来ます。またチューブとキャップが一体型で連結しているため、隣のチューブに触れることなく作業でき、他の物質の汚染(クロスコンタミネーション)リスクの低減や、一度に複数の解析ができるので、作業効率アップにもなります。

当サイト内の製品実績でもご紹介させて頂いておりますが、当社ではシングルタイプPCR8連チューブの製造実績がございます。この8連チューブの特徴はチューブの薄さと偏肉のない均一な厚さ、キャップとチューブの嵌合精度です。加熱と冷却を繰り返し、短時間で正確な解析をリアルタイムに行うには、出来るだけチューブを薄くして熱伝導が良くしなければなりません。当社では薄さ0.3㎜の成形実績があり、熱伝導効率アップを実現しております。偏肉はチューブの肉厚側と肉薄側の熱伝導にムラが生じることがあり、嵌合精度不良はサンプルの液漏れやチューブ内のサンプルの蒸発など、どちらの製品不良も正確な解析結果に影響を及ぼす可能性があります。当社では精密な金型設計と正確な金型製作、安定した成形条件による量産成形でこれらの不良成形品を防止し、高い品質のPCR8連チューブの製造を実現しております。

PCR検査用のプラスチック容器については、下記をご覧ください。

PCRチューブの製造から滅菌処理までお願いできますか?

PCR検査用のプラスチック成形品の製作には対応していますか?

PCR検査用の容器にはどのような樹脂材料が採用されていますか?