Answer (回答)
はい、可能でございます。スワブ検査のプラスチック部品として、スワブをしまうチューブとキャップについて説明させていただきます。
まず、スワブ検査とは、スワブ(綿棒)で検査対象部分を拭き取る、ぬぐう、こすりつけるといった方法で検体を綿棒に付着させて採取し、その検体を調べることにより、検出を行う検査方法で、検査の目的によって多種多様なものがあります。(調理器具等に、食中毒の原因菌が付着、繁殖していないかを調べたり、インフルエンザ、コロナウイルスなどの感染を調べるために鼻腔、喉に使用するもの、性感染症を検出するために女性器に使用する、便検査、直腸検査用、傷口に使用するもの、DNA鑑定で使用するもの、その他にも多数あります。)
使用目的および使用する場所により、スワブの大きさ、長さは異なりますし、その形状も、単に検体採取後のスワブを密閉保存運搬する為のものであったり、スワブがキャップと一体化したもの、試薬の入ったチューブに検体採取後のスワブを挿入するもの、検体採取後そのまま自動機にセットするものなどがあり、また、検体からの感染やコンタミを防止する観点から、製品には高い気密性、密閉性が求められるため、製品形状や製品のサイズ、機能、材質については、量産開始前に試作型を作成し、十分に評価、検証を行うことが必要になります。