Answer (回答)

はい、可能です。細菌などの培養用のディッシュには、シャーレ、ペトリ皿など、様々な呼び方がごいますが、ここでは、ディッシュと呼称させていただきます。

培養用のディッシュには、ガラス製とプラスチック製のものが使用されており。それぞれ、メリット、デメリットがございます。プラスチック製のディッシュのメリットとしては、下記の通りです。

  • 価格が安い
  • 重量が軽い
  • ほとんどの場合、あらかじめ滅菌されているため、使用する前の滅菌処理が不要

一方プラスチック製ディッシュのデメリットとしては、耐熱温度がガラス製より低いため、使用するプラスチックの種類にもよりますが、乾熱滅菌やオートクレープによる滅菌処理ができず、基本的には使い捨てとなる点や、透明度がガラス製のものより劣るため、容器の外側から顕微鏡で観察することに不向きな点が挙げられます。

 

培養用ディッシュに求められる機能としては、二枚の口径が微妙に異なる容器を組み合わせることで、適度な密閉性と通気性を確保することが、設計上の重要なポイントとしてあげられます。また生産するにあたっては、樹脂の収縮を考慮し、さらに反りやゆがみなどに注意しなければなりません。

弊社では、長年、高精度な医療用プラスチック製品を製造しており、ほとんどの製品で、外部委託ではありますが、滅菌処理まで対応しております。是非お気軽にご相談ください。

 

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