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はい。可能です。自動検査装置用のチップの曲がりについては高品質を求められることが多く、量産成形時の成形条件調整だけでは対応できないこともあります。自動検査装置用チップはノズルにチップを装着して回転させ、チップの中心からチップ先端の振れ幅の大きさで曲がりの判定を行います。振れ幅が基準より大きければ曲がりと判定され、不適合品になります。

振れ幅の基準は用途によって違いはありますが、金型の精度がチップの形状や肉厚に大きく影響します。金型を新規更新する際は、チップの形状設計、金型設計、金型製作、成形試作といったステップごとに高品質なチップ製作のノウハウを注入する必要があります。

親和工業では多数の自動検査装置用のチップを設計、金型設計、製作から量産成形の実績があり、ノウハウがございます。現行品の問題点を分析し、曲がりの不良率改善をするために、現在自動検査装置用チップの金型図面や製品サンプルを拝見し、お客様とご一緒にご相談させて頂けると、より的確なご提案が出来ると考えております。自動検査装置用チップの金型設計とチップの受託成形はぜひご依頼ください。

 

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