Answer (回答)
はい、可能です。医療用プラスチック容器の成形の際にメディカルグレードの原材料を使用する場合は、事前に医療用プラスチック容器の形状や使用用途、要求仕様と指定のメディカルグレード原材料の特性を考慮する事が重要です。
プラスチック樹脂は種類によって透明性、耐熱性、耐薬品性、柔軟性など様々な特性が多数あります。なかでも充填性や収縮率は高品質な医療用プラスチック容器の量産には製品設計の段階から確認しておく必要があります。例えば、図面交差が±0.1ミリであった場合、長さ100ミリの医療用プラスチック容器の製品に対して収縮率が0.001%大きいプラスチック樹脂で成形した場合、0.1ミリの差が発生してしまいます。このまま量産成形すれば交差内に安定した製品の成形は難しくなります。
親和工業株式会社ではプラスチック樹脂原材料の特性も考慮しながら高品質な医療用プラスチック容器の開発をする事ができます。また種類が限られているメディカルグレード原材料は入手困難なものもありますが、取引先の信頼できる樹脂メーカーとタイアップしお客様と共に最適な原材料選択と安定した量産を見据えた医療用プラスチック容器の開発が可能です。指定のメディカルグレード原材料での製品開発はもちろんですが、使用原材料でお悩みのお客様もどうぞご相談ください。
メディカルグレードの医療用プラスチック材料については、下記をご覧ください。
>>当社指定のメディカルグレード原材料で医療用プラスチック容器の成形は依頼できますか?
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『医療用プラスチック成形.com 』を運用する親和工業では、医療機器に使用されるプラスチック製品を常時、安心・安全な品質でお客様にご提供するために、社内にクラス10,000以下のクリーンルームを完備しています。当社のクリーンルームは高清浄度を実現するために3重のフィルター構造をとっています。
また当社では、クリーンルームを完備するだけでなく、平成29年に医療機器製造業登録証の取得、令和元年9月にISO13485の認証取得、そして令和2年にを第二種医療機器製造販売業許可を取得しました。
>>第二種医療機器製造販売業許可、医療機器製造業登録、およびISO13485の認証
このように親和工業では、これまで以上に医療業界向けのプラスチック成形品を、安心・安全にご提供する体制を整えています。近年では、DNase-free、RNase-free、エンドトキシンフリーの製品に対応し、放射線(ガンマ線、電子線)の照射による滅菌やEOG減菌にも対応しており、遺伝子治療や不妊治療向けの高精度医療機器の開発・設計・製造を行っており、各種特許も取得しております。
>>遺伝子解析・遺伝子治療用プラスチック成形品に関するよくある質問一覧
>>不妊治療向けの医療用プラスチック製品の開発ストーリーはこちら
さらに当社では、全国でも極少数しか取得していない特級プラスチック成形技能士を2名輩出しております。
医療機器製造業許可・ISO13485・医療機器製造販売業許可を取得し、クラス10,000のクリーンルームを持つ、安心・安全の生産工場にて、特級プラスチック成形技能士が各種VA/VE提案を行うことで、お客様の想いを形にして、日本・世界の医療業界に貢献してまいります。医療用プラスチック成形のことでお困りの方は、まずは医療用プラスチック成形.comを運営する親和工業株式会社までお気軽にご相談ください。