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マイクロ流路については、弊社単独での設計開発はできかねますが、製造は可能です。

マイクロ流路チップ(マイクロ流体チップと呼ばれることもあります)とは、ガラスやプラスチック、シリコンといった素材に、ごく微細な流路を設け、その流路に検体を流し、流路の途中で試薬を合流させてその反応を測定することにより検査結果を得たり、培養を行いたい細胞を流路に流して、途中で培養液を合流させることで、効果的に培養を促進させたりするなど、現在では様々な分野で利用されている製品です。

マイクロ流路チップの特徴としては、使用する検体や、培養する細胞、高価な検査試薬や、培養液などの量を、極限まで減らすことが可能になり、また、測定に要する時間や、培養にかかる時間を大幅に短縮することができ、さらに、加熱や冷却もしやすいといったメリットがあります。

 

当サイトを運営しております親和工業株式会社では、お客様のご要望にお答えすべく技術向上に努めておりますが、マイクロ流路チップの設計、開発においては、その目的により、理想的な流路の形状や流路のサイズ、チップの大きさやその形状などが異なるため、弊社のみでの設計や開発は行っておりません。一方、すでにマイクロ流路チップの形状が決まっていて、その試作を行いたい、共同開発を行って理想的な形状を追求したい、というご要望でしたら対応可能です。下記のようなマイクロ流路の成形事例もございますので、是非一度ご相談ください。

 

>>マイクロ流路チップ

https://medical-use-plastic-molding.com/product/1079/