Answer (回答)

はい、対応可能です。 一般的な不妊治療用に使用される採精容器に求められる性能としては、大きく下記の4つが必求められます。

  1. 採取する際に、容器に入れやすいこと。(採取しやすいこと。) 
  2. 採精容器から採取した精液を取り出しやすいこと。 
  3. 採精容器内で、細菌等が繁殖しないよう滅菌処理を行うこと。 
  4. 液漏れや、細菌の侵入がないように、気密性があること。

また、採精容器を収納するケースについてですが、収納した採精容器が動いたり、さかさまになって蓋の部分に精液が付着し、結果的に利用できる量が少なくなったり、外気温の影響をうけ、精子の活性が失われたりするのを防ぐために、保温できる素材を中に入れるなど、温度管理ができることが必要となります。(現在、最適な温度は20℃から25℃と言われています。)大半の医療機関では、精液を採取してから、2時間、または、3時間以内に持ち込むことを推奨していることが多いですが、 正しく温度管理がされ、確実に滅菌された採精容器を使用し、採取の際に細菌等の混入が防止できた場合は、採取後、半日ぐらいは利用可能だとされています。

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