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はい、対応可能です。不妊治療用の採精容器としては、下記のような用途がございます。

  • 不妊治療施設内で採取し、精液内の精子の数を測定するなどの検査用の容器
  • 人工授精や体外受精、顕微授精用に精子を選抜するための容器
  • 自宅で採取し、施設に持ち込む為の容器
  • 精液を保存する目的の容器
  • 超低温で精液を長期保存するため容器

など、様々な使用方法が想定されます。これらの採精容器でお困りの方は、使用目的も含めて、ぜひお気軽にご相談ください。弊社の特級プラスチック技能士が、金型の設計から、製品形状、使用するプラスチック樹脂の選定や、生産方法、梱包仕様、滅菌処理の方法まで、親身になってご協力させていただきます。

なお、現状で想定される課題として、施設内で採取し、すぐに検査を行う、あるいは、即、人工授精を行う等の場合には、容器の形状、素材による違いの差異は無いに等しいと考えられますが、自宅で採取し、施設に持ち込む場合などでは、採取した精液の温度管理が重要になってきます。一般的に最適な温度は、20℃から25℃の間と言われておりますので、この温度帯をキープできるような製品の開発が必要となります。また、冷凍保存となりますと、超低温に耐えられるフッ素樹脂系の容器が必要となる場合があります。

 

不妊治療用のプラスチック成形品の事例は、下記をご覧ください。

>>ABS製シリンジ

>>シリンジピストン

 

また当社では、採精容器を中心とした不妊治療用のプラスチック成形品の製造実績のみならず、開発実績もございます。お客様のご要望を細かくお伺いして、金型設計で想いを形にしております。詳細は下記をご覧ください。

>>今の医療業界に存在しない性能を持った、医療用プラスチック製品の開発ストーリー

 

医療用プラスチック成形.comでは、上記のようなフェムテック製品の開発についても、様々なメーカー様と多数実施してきた実績がございます。特に月経、不妊・妊活向けのフェムテック製品の開発に果敢に取り組んでおり、メーカーの設計開発者の方々のご要望を隈なくお伺いして、多くの方を救うことができるような医療用プラスチック成形品の開発から製造販売までを一貫して行っております。

フェムテック製品の開発から販売のことでお困りの方は、医療用プラスチック成形.comまで、まずはご相談ください。

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