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 親和工業(埼玉県川口市)の成形現場では、すべてクラス10,000以下のクリーンルーム、クリーンブースを所有、完備しています。そのため、製造する製品のすべてのプロセス(材料供給から射出成形、成形された製品の検査、組み立て、包装、梱包)をクリーン環境下で実施することが可能です。
 お客様からご要望の、全数選別(検査工程の良品・不良品の選別作業)につきましても、特に問題なくクリーンルーム・クリーンブースにて作業をいたします。基本的に親和工業では検査・包装は、日常的にクリーン環境下で行っていますので、品質には安心いただけると思います。
 上記でご紹介したクリーンルーム、クリーンブースでは、高性能フィルターを使用し、クリーン度を保っています。製造工程によってHEPAフィルター、さらに目の細かなULPAフィルターを使い分けています。また、定期的にパーティクルカウンターによって、空気中の粉じん量を測定し、クラス10,000以下になるように管理しています。このように親和工業の成形現場のほぼ全体が、空気をろ過し、空気中の細かい塵や埃、浮遊微生物を取り除くことでクリーン度を保持する機構になっており、医療用プラスチックや、医療用機器、工業用精密部品などの生産がクリーン度を担保された環境で製造しております。