• 医療機器製造業とISO9001の認証
  • クラス10,000のクリーンルーム完備
  • 金型設計・製作と流動解析による提案
  • 製品の設計階からのVA/VE提案
  • 特級プラスチック成形技能士の確かな技術

金型冷却媒体の流れ

プラスチック射出成形における冷却媒体(ここでは水とします)はホース内を流れて金型を冷却します。その冷却媒体の流れには「乱流」と「層流」の2種類があります。層流とは、ホース内で水がゆっくりと層をなしている状態であり、ホース中心部では流れが速く、離れるほどに冷却水の流速が遅くなります。それにたいして、乱流は水の流れが速く、渦巻きながらホース内を流れるのでホース内のほとんどの断面で流速が均一になります。
層流と乱流、いずれの場合あっても、管壁(金型面)のごく近くに水が停滞する箇所(境膜)ができます。境膜は熱を伝えにくい傾向があるため、伝熱を良くするためには境膜が薄いほど良いとされています。一方、乱流の方が伝熱の妨げとなる境膜が薄くなるので、速やかに媒体の熱を移動させることができます。そのため、金型冷却媒体としては媒体の熱をスムーズに移動させることができる乱流が好ましいとされています。

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