チップや試薬カートリッジなどの医療用プラスチック成形品は、連続射出成形をしていると、金型にプラスチック樹脂のガスヤニが内部に溜まってしまいます。プラスチック樹脂金型内のガス逃げ不良により、プラスチック射出成形品にゆらぎやボイドが発生しやすくなります。ゆらぎやボイドがプラスチック射出成形品に発生せず、良品率を向上させ、安定した良い製品を作る為に、定期的な金型メンテナンスを行う必要があります。
特にチップなどの先端が極細成形となっている、医療用のプラスチック射出成形品は金型メンテナンスの頻度が高く、難しいため、金型の取り扱いには注意が必要です。