製品属性(仕様)

製品画像(様子)

概要

医療用プラスチック製品の試薬カートリッジの中でも、この試薬カートリッジはシンプルな形状の製品となっております。しかし、箱型容器のため、「そり」が一番の問題点となりやすいです。「そり」が問題になるのは、蓋との嵌合に影響が出てしまうからです。

「そり」の防止対策として、①製品形状の見直し、②金型設計、③成形条件の3つの要素があります。この試薬カートリッジは、製品形状の変更が不可だったため、②と③の工夫で、「そり」の無い箱型製品を生産することが出来ました。また、医療用プラスチック製品ですので、クリーンルームで生産いたしますが、梱包方法にも工夫が必要です。せっかく「そり」の無い製品を成形しても、梱包方法で曲げてしまう危険があります。医療用プラスチック製品は、製品設計から梱包仕様まで一貫して設計する必要があります。

開発・試作段階から、お客様の製品競争力を向上させるための技術サポートサービスも行っていますので、 プラスチック射出成形品につきましては、お気軽にお問い合わせください。

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