• 医療機器製造業とISO9001の認証
  • クラス10,000のクリーンルーム完備
  • 金型設計・製作と流動解析による提案
  • 製品の設計階からのVA/VE提案
  • 特級プラスチック成形技能士の確かな技術

医療用プラスチックのVA/VEのポイント

医療用プラスチックの VA/VEのポイント

嵌合代の追加による、医療用嵌合容器の液漏れ対策

嵌合1

医療用プラスチック製品で、薬や試薬などを入れる容器の場合、内容物の漏れは致命的な欠陥になってしまいます。特に、医療用のネジ嵌合のプラスチック容器の場合、雄ネジと雌ネジの勘合代が少なかったり、ネジの断面形状が不適切であると嵌合力が不足し、液漏れが発生してしまいます。また、勘合させた時にネジ山を乗り越えてしまうオーバーランが発生してしまい、嵌合部の密閉性が低下し、容器としての機能を果たさなくなります。

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嵌合3

医療用プラスチック容器の嵌合代を大きくし、ネジ山の形状を見直すことにより、嵌合力を強くすることができます。嵌合力が強くなるため、容器の蓋と本体の隙間に不要な空間も生まれず、内容物の漏れを防ぐことが可能となります。また、嵌合代が大きくなることで、ネジ山を越えるオーバーランの発生も防止することができ、高い密閉性を保持することができます。

プラスチック容器の蓋と本体の嵌め合いが起こる箇所のねじの断面形状を統一する、オーバーラップ代を多くとることで嵌合力を高めることができます。しかし、過度に行うと、スムーズな嵌め合いができなくなったり、異音の発生の元となってしまう危険性があるので注意が必要です。

医療用プラスチックの VA/VEのポイント 一覧

  1. 肉厚部分のヒケ発生の抑制
  2. 適切箇所のみへの公差設定によるコストダウン
  3. 四角型容器のコーナー部の薄肉化によるソリ防止
  4. 嵌め合い部品の調整による組み立て工数の削減
  5. 複数用途に使用可能となる部品製造の設計
  6. 流動解析による液漏れトラブルの回避
  7. 丸型容器のウェルド防止設計
  8. 溶着や粘着シールなどの2次加工を考慮した製品設計
  9. ルアーテーパーによる嵌め合い部の密閉性向上
  10. 部品の凹凸をなくすことによる衛生面の品質向上
  11. 二条ネジの活用による使用満足向上
  12. ロック機構の付加による作業ミスの防止
  13. ストッパー追加による部品の紛失阻止
  14. 大きなRの設置による使用現場での作業性向上
  15. ピンゲートサブマリンゲートの活用によるコスト削減
  16. 樹脂の流動性向上による製品品質の向上
  17. サブマリンゲートの金型設計のポイント
  18. ストリッパー方式での離型による気密性向上
  19. ジェッティング発生を抑える金型設計
  20. 薄肉成形品のショートモールド回避のための金型設計
  21. 金型構造のシンプル化によるコストダウン
  22. 材料特性を考慮したプラスチック樹脂選定
  23. メディカルグレードのプラスチック射出成形品の樹脂選定
  24. 医療用プラスチック製品の滅菌対策のポイント
  25. 同等品の材料使用によるコストアップの回避
  26. 組み込み後を意識したゲート位置の変更
  27. 嵌合代の追加による、医療用嵌合容器の液漏れ対策