• 医療機器製造業とISO9001の認証
  • クラス10,000のクリーンルーム完備
  • 金型設計・製作と流動解析による提案
  • 製品の設計階からのVA/VE提案
  • 特級プラスチック成形技能士の確かな技術

医療用プラスチックのVA/VEのポイント

医療用プラスチックの VA/VEのポイント

組み込み後を意識したゲート位置の変更

プラスチック射出成形品のシリンジの根元側にゲートを配置すると、ゲート痕が目立つ位置に残ってしまいます。ゲート痕が目立ってしまうので、見た目も悪くなります。

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プラスチック成形金型の設計変更により、ゲート位置を変えることで目立たない位置にゲート痕を移動させることで、見た目が悪くなることを避けることができます。シリンジの場合は金属キャップをヘッドの部分に挿入して使用しますので、シリンジのヘッド側にゲート位置を変更することで、金属キャップにゲート痕が隠れるようになります。

医療用プラスチック金型設計の際、製品形状と同時にゲート位置を考慮することで、最終的に完成した製品での外観の良さに大きく影響します。

以下の3点を注意することで、外観もきれいなプラスチック射出成形品を製作することができます。

① その製品に対する、樹脂の流動性を考慮したゲート位置の決定 

② 金型のゲート部分の強度や負荷を考慮した設計になっていること

(例えば細いコアピンの付近にゲートを配置してしまうと、成形機の射出工程の都度、金型のコアピンに負荷がかかります。それにより、製品にバリが発生したり、コアピンの寿命を短くしてしまうことがあります。) 

③ 最終的に他のプラスチック製品や装置に組み込まれてしまう際、ゲートが見えない位置にすることで、外観が良くなります

医療用プラスチックの VA/VEのポイント 一覧

  1. 肉厚部分のヒケ発生の抑制
  2. 適切箇所のみへの公差設定によるコストダウン
  3. 四角型容器のコーナー部の薄肉化によるソリ防止
  4. 嵌め合い部品の調整による組み立て工数の削減
  5. 複数用途に使用可能となる部品製造の設計
  6. 流動解析による液漏れトラブルの回避
  7. 丸型容器のウェルド防止設計
  8. 溶着や粘着シールなどの2次加工を考慮した製品設計
  9. ルアーテーパーによる嵌め合い部の密閉性向上
  10. 部品の凹凸をなくすことによる衛生面の品質向上
  11. 二条ネジの活用による使用満足向上
  12. ロック機構の付加による作業ミスの防止
  13. ストッパー追加による部品の紛失阻止
  14. 大きなRの設置による使用現場での作業性向上
  15. ピンゲートサブマリンゲートの活用によるコスト削減
  16. 樹脂の流動性向上による製品品質の向上
  17. サブマリンゲートの金型設計のポイント
  18. ストリッパー方式での離型による気密性向上
  19. ジェッティング発生を抑える金型設計
  20. 薄肉成形品のショートモールド回避のための金型設計
  21. 金型構造のシンプル化によるコストダウン
  22. 材料特性を考慮したプラスチック樹脂選定
  23. メディカルグレードのプラスチック射出成形品の樹脂選定
  24. 医療用プラスチック製品の滅菌対策のポイント
  25. 同等品の材料使用によるコストアップの回避
  26. 組み込み後を意識したゲート位置の変更
  27. 嵌合代の追加による、医療用嵌合容器の液漏れ対策