Before (改善前)

医療用プラスチック射出成形品は他の医療機器と接続して使用される場合が多くあります。その嵌め合い部分について、一般的にルアーテーパーを使用することが多いですが、テーパーが不適切である場合には、適切に密閉することができず、不衛生な上、嵌合部の密閉性を確保することができずに液漏れの発生が懸念されます。

V

After (改善後)

医療機器や理化学機器を扱うにあたって、嵌め合い部分には6/100のルアーテーパーを使用することがISO594にて規定されています。そのため、医療用樹脂成形品の設計を行う際には、嵌め合い部に6/100のルアーテーパーを使用することによって嵌め合い部の密閉性を担保することができ、容器内に雑菌が入ることを防ぐことができます。衛生性の求められる医療機器においてルアーテーパーの使用は品質向上のためには非常に重要です。

 

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POINT(要約)

医療機器や理化学機器を取り扱うにあたって、業界内では当たり前のように使用される暗黙知の独自の規格はいくつか存在します。当時例で紹介した嵌合部には6/100のルアーテーパーを用いるのも、その業界独自の規格です。ISO594で規定しているルーアテーパーを採用していないと、適切な嵌め合いを行うことができず、不要な設計変更が必要となってしまう恐れがあります。