よくある質問

FAQ

プラスチック射出成形

ショートショットの発生で考えられる原因は何でしょうか?

 ショートショットとは射出成形されるはずの形状の一部が欠けている状態のことを言いますが、考えられる原因として、①溶融樹脂の流路の流動抵抗 ②材料粘度の流動抵抗 ③固化による抵抗 が考えられます。

①溶融樹脂の流路の流動抵抗

 ゲートが小さい、ランナーが細い、製品の肉厚が薄いなどの場合、溶融樹脂の流路の抵抗が大きすぎるために充填不足が発生します。対策として、流路を広げて流動抵抗を小さくするか射出圧力を流動抵抗以上に高くします。

②材料粘度の流動抵抗

 粘度の違う材料の場合、流れやすい材料から流れにくい材料に変更するとショートショットが発生することがあります。材料によっては射出成形温度で粘度が変化するため、樹脂温を上げ流れやすくさせる対策があります。

③固化による抵抗

 流路が長すぎると途中で溶融樹脂が固化してしまい、ショートショットになることがあります。射出速度を速くする、金型温度を高くしてスキン層を薄くし流動抵抗を下げる、ゲートを増やして流動距離を短くするなどの対策があります。

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10トンから200トン程度の金型を設計製造できますか?

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2色成形、インサート成形の金型を設計、製造して成形は可能ですか?

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成形機や金型のメンテナンス計画はどのように行っていますか?

 金型の寸法精度やキャビティ毎のショット数、歩留まりなどの工程管理データを元に、メンテナンススケジュールを立て、成形機や金型のメンテナンスを実施しております。成形機のメンテナンスは基本一日一回の始業時 ...

シルバーストリークとはなんですか?シルバーストリークの発生原因も教えてください。

 シルバーストリークとは、成形品の表面に銀色の筋状の模様が発生する現象です。シルバーストリークは射出成形時、樹脂の中にガスや空気が混入して金型内で引き伸ばされて発生し、外観不良になります。シルバースト ...

射出成形のバリ対策として、成形条件での対策と、金型での対策を、それぞれ教えてください。

 バリとは溶融樹脂が本来の製品形状よりはみ出して固化した部分のことですが、PL面や入れ子のすき間に樹脂が入り込まないような成形条件や金型の精度にすることで対策可能になります。  成形条件では過充填、樹 ...

射出成形でバリが起きる原因はなんですか?

 射出成形における「バリ」とは金型内に充填された溶融樹脂が本来の製品形状より樹脂がはみ出し、固化された外観不良です。製品の縁に発生しやすく見た目が悪くなりますが、場所によって寸法公差や嵌合の不具合にも ...

射出成形でガス焼けが起きる原因はなんですか?

 射出成形におけるガス焼けとは成形品の一部が焼けこげたように、変色してしまう成形不良のひとつです。流動末端や金型のガス逃げが悪い場所や樹脂の流れにくい場所で起きやすく、成形条件や金型のガスベント、金型 ...

射出成形でガス焼けを防止するには、どのような対策方法がありますか?

ガス焼けの原因は、ガス逃げが悪いことが要因で発生します。溶融樹脂が金型のキャビティ内に充填される際に、型内の空気や溶融樹脂のガスがガスベントから金型外へ排出できず、逃げ場を失った空気やガスが圧縮され、 ...

射出成形でヒケを改善するには、どのような対策方法がありますか?

 射出成形におけるヒケの原因は、体積収縮の差です。ヒケの発生メカニズムは、製品の肉厚部とその他の部分では収縮に差が生じます。充填された溶融樹脂の体積収縮の差がヒケとして現れ、成形品の表面がへこめば外観 ...

射出成形でヒケが起きる原因はなんですか?

 一般的に射出成形の「ヒケ」とは、成形品の表面がへこんでしまう外観不良のことです。肉厚成形品やリブ部に多く見られます。また成形品の表面には現れず、中心部に真空の空洞が生じる「真空ボイド」と呼ばれるヒケ ...

樹脂の材料によって成形収縮率は異なりますか?

 射出成形に使用される樹脂材料の種類によって、成形収縮率は異なります。材料の種類を比べるとそれぞれ違いがありますが、大きく分類すると、結晶性樹脂と非晶性樹脂では結晶性樹脂のほうが収縮率は高い特徴があり ...

射出成形後の収縮率には、どのような要素が影響しますか?

 プラスチック製品は溶融樹脂が金型のキャビティ内に注入後、冷却され固化すると体積が減少し縮みます。射出成形後も時間経過(16~24時間)とともに冷却され体積が減少し縮みます。収縮前と収縮後の寸法の比率 ...

現在は押出でPPの医療用製品の成形をしておりますが、射出成形に変更すれば寸法形状のバラツキは抑えられますか?

 はい。可能です。  まずは、押出成形とはどのような製造法か説明させていただきます。 押出成形とは溶融した原料を金型から押し出し冷やして固め、同じ形状に連続切断する成形法です。プラスチック原料を加熱溶 ...

御社では塩ビの成形は対応可能でしょうか?

 誠に恐れ入りますが、医療用プラスチック成形.comを運営する親和工業株式会社では、塩ビ(軟質・硬質)の成形加工は対応しておりません。  当社では医療機器ならびに医薬機器用途に特化して、プラスチック部 ...

製品を成形する際の、成形機の選定基準は何になりますか?

 成形機の選定基準としまして主に、「型締めユニット」と「射出ユニット」の2つがあります。  「型締ユニット」の方では、成形を行う金型の型厚を確認することが必要になります。金型の型厚の長さが長ければそれ ...

プラスチック成形を行う上で、親和工業様がで気をつけていることはなんですか?

 お客様の成形品の仕様通りの製品を製造・納品することだけでなく、お客様の更なる信頼を得る為に親和工業では製品を作る環境・安全な作業環境のの徹底に特に力を入れております。取り扱っている成形品の多くは医療 ...

プラスチック製品のメリット、デメリットは何ですか?

 プラスチック製品のメリットは複雑な形状や加工、また大量の製品を作るのに他の素材と比較してとても向いております。また弊社のように主に医療用のプラスチック用品を作成しており、検査や治療で使用する細密かつ ...

φ0.3の20mmの芯の成形を依頼することは、精度的に可能でしょうか?

 医療用プラスチック成形.comを運用している親和工業株式会社では、麻酔針の針芯用にキャップと一体成形された製品において、φ0.6×125の製品を実用化した実績がございます。(詳しくは当サイトの製品事 ...

充填途中の薄いバリ対策として、成形条件での対策はありますか?

 充填完了後のバリではなく充填途中で発生しているのであれば流動途中の圧力によってバリが発生していると考えられます。 プラスチック射出途中の圧力が高い原因として以下の2種類があります。  溶融樹脂の粘度 ...

成形条件以外でひけ対策はありますか?

 ひけを目立ちにくくする方法としてプラスチック樹脂成形品の表面にシボを付ける方法があります。ひけ自体を小さくするものではありませんが光沢のある平坦な表面に比べ、シボを付けた表面はひけが目立ちません。た ...

ショートショットの発生で考えられる原因は何でしょうか?

 ショートショットとは射出成形されるはずの形状の一部が欠けている状態のことを言いますが、考えられる原因として、①溶融樹脂の流路の流動抵抗 ②材料粘度の流動抵抗 ③固化による抵抗 が考えられます。 ①溶 ...

プラスチック射出成形品に着色はできますか?

 二次工程による着色は行っておりませんが、バージン原料に着色剤を混ぜることで着色製品を成形する事ができます。プラスチック射出成形品に着色することは見た目だけではなく使用目的の違いによる識別もできるため ...

成形品の寸法が小さく、保圧を高くし寸法を大きくしたいのですが、よい対策はありますか?

 プラスチック射出成形品の寸法が小さいため、保圧を高くし寸法を大きくするとゲートシールしてしまう場合があります。ゲートシールが発生する原因はゲート部で溶融樹脂の流動が遅くなり溶融樹脂が固化してしまうこ ...

半導体市場向け樹脂ドラム缶用キャップのクリーンルームでの量産生産は可能でしょうか?

 はい。可能です。当社では遺伝子解析用チューブキャップや食品用容器のキャップの生産実績がございます。医療用及び食品用キャップは、クリーンな環境下での生産が必須条件ですが、当社はクラス10,000のクリ ...