ショートショットの発生で考えられる原因は何でしょうか?
ショートショットとは射出成形されるはずの形状の一部が欠けている状態のことを言いますが、考えられる原因として、①溶融樹脂の流路の流動抵抗 ②材料粘度の流動抵抗 ③固化による抵抗 が考えられます。
①溶融樹脂の流路の流動抵抗
ゲートが小さい、ランナーが細い、製品の肉厚が薄いなどの場合、溶融樹脂の流路の抵抗が大きすぎるために充填不足が発生します。対策として、流路を広げて流動抵抗を小さくするか射出圧力を流動抵抗以上に高くします。
②材料粘度の流動抵抗
粘度の違う材料の場合、流れやすい材料から流れにくい材料に変更するとショートショットが発生することがあります。材料によっては射出成形温度で粘度が変化するため、樹脂温を上げ流れやすくさせる対策があります。
③固化による抵抗
流路が長すぎると途中で溶融樹脂が固化してしまい、ショートショットになることがあります。射出速度を速くする、金型温度を高くしてスキン層を薄くし流動抵抗を下げる、ゲートを増やして流動距離を短くするなどの対策があります。
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