医療用の容器をプラスチック成形でつくりたいと考えています。その際の注意点は何になりますか?
一般的な容器を作る場合において、プラスチック射出成形で行うことは、製品のコスト、容器の重量、耐衝撃性においてとてもメリットがあります。それは医療用の容器を作る場合でも同様ではありますが、いくつか注意すべき点がございます。代表的な注意点としましては、
①使用する材料の薬品耐性薬品等を充填する場合には、その薬品に対して十分な耐性があることが必要になります。短期間の保存では問題がなくても長期保存において、容器の変形、破損が起きる場合もありますので、素材の選定には注意が必要です。
②容器の気密性、および液漏れ内容物が外気によって変質しやすいもの、また、液状の物質の場合は液漏れの危険性があるため、気密性の確保が重要となります。気圧の変化や、保存、運搬時の温度、衝撃などを十分に考慮する必要があります。必要にに応じてパッキンの使用を検討します。
③異物の付着、混入製品への異物の付着、混入を防ぐために、クリーンな環境での成形、検査、包装作業が必要となります。DNA、RNAのコンタミを防止するためには、クリーンルーム内で、クリーンウエアを着用しての作業が絶対条件となります。などが注意点として考えられます。
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